西洋医学と中医学(漢方医学)の長所を活かした医療が、いま中国、日本はもとより、欧米からも注目されている中西医結合医療です。特に難病で特効薬が発明されていないガン治療において、世界の医学会から「新しいガン治療」として注目されています。
「中西医結合医療」とは、西洋医学の診断や手法、治療も取り入れ、中国医学(漢方医学)の治療を中心として施すという医療モデルです。つまり、西洋医学の長所と中国医学の長所を取り入れた「新しいガン治療法」です。 ガンをはじめとする生活習慣病、慢性疾患に対する治療戦略として、中国政府が「中西医結合医療」を宣言してから、中国医学が西洋医学とともに学校教育・医師の資格・医療制度などの面で同じような体制を取り、「漢方医学」「漢方薬」発展の礎となっているのです。 なかでも、特効薬を見出せないでいるガン治療の分野において、近年、新しい治療戦略として「中西医結合医療」という方向性は、中国のみならず、欧米や日本でも注目されています。