11月7日(土)14:00より、立川市三多摩労働会館第1会議室にて国分寺鈴木医院院長の鈴木徹也先生をお招き致し「主治医に聞きにくいがん治療」をテーマに講演会を行いました。
今回の講演は前半後半の二部に分けて行われ、第一部はがん治療の基本や、治療方法などについて、第二部ではがん治療中の飲食や栄養摂取などについてご説明されました。
講演概要は、下記の通りです。
11月7日(土)14:00より、立川市三多摩労働会館第1会議室にて国分寺鈴木医院院長の鈴木徹也先生をお招き致し「主治医に聞きにくいがん治療」をテーマに講演会を行いました。
今回の講演は前半後半の二部に分けて行われ、第一部はがん治療の基本や、治療方法などについて、第二部ではがん治療中の飲食や栄養摂取などについてご説明されました。
講演概要は、下記の通りです。
最初は多めに服用(3~4ヶ月)し体調の変化を見ながら6ヶ月位で維持量に持っていく。
服用に関する働きの例として
車で例えると、車を動かすエネルギー(燃料)の「ガソリン」と、機能調節のオイル、冷却水などにあたる。
人間だと人の「食事(補助としてサプリメント)」と、生体機能調節(補助としてラドン、ホメオパシー、漢方等)を行う。
病気や老化は「細胞の栄養不足」からはじまり、私たちの体は約60兆個の細胞で構成されているほか、体は全て食べ物(栄養)という材料によって構成されている。
従って、至適な量の栄養を摂る事で、病気や炎症の改善、老化を防げる。
そのほか、食べ物をよく噛んで栄養素の吸収をはかるため、プラークコントロール(歯に付着したプラーク(歯垢)量を減らすこと)が重要である。定期的に歯科医院へ行き歯石などを取ってもらう。病気と闘っている人は特に必要。
食事療法は、テーラーメイド(患者の個人差に配慮すること)である。
人間の体はすべて食べたものによって作られている、よって1人1人不足の程度が違う。
良い油を摂ること
良い油は、オメガ3(DHA・EPA)、オリーブオイル、ココナッツオイル、エゴマ油、しそ油、亜麻仁油である。
悪い油は、トランス脂肪酸(マーガリン、植物油脂、サラダ油)である。
オメガ3には体内の炎症を抑える効果がある。つまりがんの増殖を抑える。
食塩は摂らない・塩(天然塩)は摂る
ミネラル豊富な海水塩や岩塩などの天然塩であれば、過敏に減塩する必要なし。
β-カロテン(ベータ-カロチン)は、油に溶けやすく、水には溶けにくいという性質があるので、効率良く摂るには、油で調理するのがベストである。従って、ニンジンは油で炒めて良く噛んで食べるのが好ましい。また、野菜ジュースが好きな方は、ニンジンではなくキャベツ、ブロッコリー、パセリ、セロリの緑野菜を使うと良い。
今回は、当日参加の方もかなりいらっしゃり、大変熱気に溢れた講演会でした。