1. トップ
  2. 講演会の報告

●講演会の報告
漢方ドットコム インフォメーション

『統合医療によるがん治療と漢方』講演会の報告
─これからのがん治療、あきらめないがん治療、いのちを活かすがん治療を語る─

がん情報誌『統合医療でがんに克つ』主催で、「一般社団法人漢方ドットコム」共催による講演会「統合医療によるがん治療と漢方」が、2022年11月23日(水)に東京国際フォーラム会議室において開催され、漢方がん治療の第一人者である帯津良一先生が「がん治療の現場に身を置いて61年目」というテーマでお話しされました。

「がん治療の現場に身を置いて61年目」
─中西医結合医療からホリスティック医療を目指して─

■多様化するがん治療の選択肢として注目される漢方療法

現在、多様化するがん治療にどのように対応すればよいのか、どんな選択をすればよいのかなど、患者さんやご家族にとって迷われてるのではないでしょうか。そのためにも、「期待できるがん治療の選択肢」を求める声が多くなっています。

私ども一般社団法人漢方ドットコムでは、多様化するがん治療の選択肢として、漢方によるがん治療の情報を収集して、お伝えしています。同時に「漢方とがん」に関するセミナーや講演者、交流会を行っています。この度は、『統合医療でがんに克つ』主催による「統合医療によるがん治療と漢方」の講演会を共催しましたので、ご報告します。

講演会では、漢方がん治療の先駆者で、第一人者として知られる帯津良一先生が、「がん治療と漢方」についてお話されました。

講演会の様子 帯津 良一先生

■帯津良一先生の講演会・概要

まず、帯津先生は、東京大学医学部を卒業後、同病院で外科医としてがん治療にたずさわってから、現在までの61年間を次のように説明されました。

癌治療の現場に身を置いて60年

そして、医療者と患者さんとの「場の営み」を大切にして、「これが医療である」とお話しされました。

医療とは場の営み

東京大学病院と都立駒込病院で、外科医として食道がんの手術に明け暮れていました。でも、いくら手術をしても再発して、患者さんが病院に戻って来たり、末期がんとなると治療の方法がないなど、西洋医学による標準治療に限界を感じたといいます。そして、中医学(漢方医学)と出会い、中医学と西洋医学の長所を取り入れた「中西医結合医学」による、日本で初めての病院を設立しました。その後、さらに学んで人間の身体(からだ)、心(こころ)生命(いのち)を丸ごと診る「ホリスティック医学」にたどり着いたのでした。

ホリスティック医学の戦略

そして、生命(いのち)に対して、病院では代替医療を積極的に取り入れる治療を実践しています。その中で、中医学(漢方医学)が医療の柱となっているといいます。

いのちに対して 代替療法(1)
いのちに対して 代替療法(2)
いのちに対して 代替療法(3)
いのちに対して 代替療法(4)

講演会のまとめとして、漢方薬によるがん治療について、漢方医学の見地から診た「がんの原因と治療法」について、具体的に説明されました。

漢方薬 がんの原因と治療法
漢方薬治療法 1清熱解毒法
漢方薬治療法 2活血化瘀法
漢方薬治療法 3軟堅散結法
弁病の生薬