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症状別/漢方薬ガイド
口内炎・口角炎

口内炎・口角炎のイラスト

漢方での診断と処方

漢方では、口内炎・口角炎ができやすい全身の状態に対する冶療が行われます。長びいたり、繰り返したりする口内炎には、体質や胃腸機能の改善をめざし、証などに応じた処方が選択されます。

よく用いられる漢方薬

【実証】

黄連解毒湯(おうれんげどくとう)

のぼせやほてりがある人の、発赤、出血などにともなう口内炎に用いられます。

黄連湯(おうれんとう)

上腹部が重く、吐き気・嘔吐、食欲不振がある人に用いられます。

【虚実間証】

半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)

みぞおちのつかえ、吐き気・嘔吐、食欲不振、腹鳴、軟便などの症状がある人に用いられます。

【虚証】

補中益気湯(ほちゅうえっきとう)

食欲不振、胃腸のはたらきを助けます。

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