漢方医学においては、とくに原因となる病気がないようにみえる場合には、体内の「気」や「水」に異常があるため、動悸や息切れなどの症状がおきていると考えられています。このため漢方薬は、これらの「気」や「水」を是正して、動悸の原因となっているストレスや緊張、不安などを取り除くために用いられます。
比較的体力があり、不安、イライラ、のぼせのような症状がある人の動悸・息切れなどに用いられます。
精神不安やストレスを感じる、驚きやすい、めまい、のぼせ、胃腸虚弱がある人の動悸、心臓神経症、胸痛などの症状がある人に用いられます。
精神不安、心臓神経症、または気分がふさぎがち、咽喉部の閉塞感などの症状がある人に用いられます。
緊張しやすい、疲れやすい、不眠、不安などがある人の動悸、息切れなどに用いられます。
神経症、疲れやすい、精神不安、不眠などをともない、へその周囲に動悸がある人に用いられます。
やせ型、からだが虚弱であり、胸部の不快感、息切れ、不眠、抑うつなどの症状がある人に用いられます。
体力の低下、顔色が悪い、むくみ、口の渇き、ほてりがあり疲れやすい、貧血、心臓神経症、心臓弁膜症がある人の動悸、息切れに用いられます。
虚弱な子どもに用いられるほか、動悸、頻尿(頻繁に用を足す)、神経過敏などの症状を抑えるために用いられます。
虚弱な人で、心臓が衰弱している場合の動悸、めまい、息切れ、貧血などの症状がある人に用いられます。
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