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様々なガンについて
症状
発見方法
治療法
甲状腺ガンは、甲状腺の濾胞細胞や傍濾胞細胞から発生するもので、悪性度の高い未分化ガンと、進行がゆっくりとしている腺ガンがあります。ほかのガンと比べて若い人に多く見られるのが特徴で、いちばん多い年齢層は40歳代で、次いで30歳代20歳代と続きます。10歳代に発生することもあるようです。
たいていは発育の遅い腺ガンで、一般論として男性で40歳以下、女性で50歳以下の甲状腺ガンは悪性度が低いとされており、女性の発生が圧倒的に多くなっているようです。一方で悪性の高いガンは50歳以上の高齢者に多く、男女別の数に差は見られないようです。
原因には放射線被爆、遺伝子異常など挙げられていますが、解明されているわけではないようです。
甲状腺の四隅にある副甲状腺に腫瘍が発生すると副甲状腺ホルモンが過剰に分泌される症状が起こり、血液中のカルシウム濃度が異常に上がることが知られています。その腫瘍が悪性か良性であるかは、摘出後に組織を調べてわかるケースがほとんどです。
初期は症状が現れないこともある。
最初に見られる症状は、ガンが3~5㎝になったときに頸部の腫れやしこりがわかる。
隣接組織に浸潤、増殖すると頸部に痛みが生じる。近接している神経が侵されると声帯が障害を受け、しゃがれ声など、声の調子が変化する。
さらに大きくなると、気管を圧迫して呼吸困難になる。食道を圧迫すると、食物や唾液を飲み込むときにつかえたりむせたりする。血痰が出る場合もある。
発見のきっかけは、頸部の腫れ。
頸部の腫瘤に本人や家族などが気づく。頸部に触れた際の腫瘤の形などを調べる。
血液中の血中カルシトニン測定、腫瘍マーカーの測定、超音波、頸部X線、シンチグラム、CT検査などの形態学的検査、発生した腫瘤の組織を吸引器で採取して、組織を調べる。
甲状腺切除が基本。
分化ガンの場合甲状腺を切除することが基本となる。
未分化ガンは悪性度が高いため、放射線療法と化学療法を優先させ、手術は最小限に。
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