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病気の正体を知る/病気について学ぶ

「がん」

日本人の死因の第1位はガンです。厚生労働省の人口動態調査によると、年間の全死亡者数にガンの占める割合は25%で4人に1人はガンで亡くなっていることになります。なかでも40歳代から60歳代にかけてのガンによる死亡者数は3人に1人となっています。では、ガンとはどういう病気かを知り、その予防法、治療法などを紹介します。

 
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がんを治す新漢方療法

がんとはどんな病気か

人間の身体には数十兆もの細胞が存在します。一部の細胞を除いて、その数が変わることはありません。新陳代謝を繰り返しているだけなのです。一つの細胞が死ぬと新しい細胞が一つ生まれるというように、ルールによって分裂、増殖を行っているために異常な増殖など起こさないのです。

ところが、ある一つの細胞遺伝子に傷つけられると、突然異常な増殖を始めます。これがガンです(ガンを発生させる誘因としていろいろな説が挙げられています)。ガンは身体の調和を無視し、無秩序に分裂、増殖を繰り返して新しい組織、腫瘍を作り出します。この腫瘍は良性と悪性とに区別されます。良性の腫瘍は比較的その分裂速度が遅く、ほかの組織や臓器を侵したりすることはまずありません。手術などによって簡単に除去することができるイボのようなものです。しかし悪性の腫瘍は分裂速度が速く、周囲の組織、臓器をたちまち侵し始めます。しかも簡単に血管やリンパ管を通って最初に発生した場所から離れた所に転移し増殖を始めます。この結果、身体のいたるところにガンが広がってしまうのです。

ガン細胞は、自らを成長させるため新しい血管を作り、栄養や酸素などを奪い取っていきます。その分だけ周囲の組織は栄養や酸素が行きわたらなくなり、弱っていくことになるのです。日本ではガンでの死亡者数がいちばん多く、社会的にも問題となっています。

どうしてがんになるの?

1.正常な状態の臓器を構成する個々の細胞は、周囲の細胞と調和を保って秩序正しく活動しています。
2.細胞は化学発がん性物質や、放射線、発がんウィルスなどの発がん因子の作用を受けます。
3.発がん因子により遺伝子が傷つけられ、細胞がもともと持っているがん遺伝子が活性化すると、勝手に細胞分裂を繰り返すがん細胞が誕生してしまいます。
6a.DNA修復機構や免疫監視機構によりがん細胞が発せする確立はきわめて低いものと考えられています。
6b.何重もの生体の防御をくぐり抜けたがん細胞だけが、ねずみ算式に増殖し続けるのです。
ガンはねずみ算式に増えてしまいます。
日頃の予防や定期的な検査でガンを予防したいものですね。
でももしガンになってしまっても、様々な治療法があります。
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