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様々なガンについて
症状
発見方法
治療法
膵臓(すいぞう)ガンで多く見られるのが、消化液である膵液を十二指腸に排出する膵管に発生する、膵管細胞ガンです。これは膵管を構成する上皮細胞が悪性化したもので、その発生原因に動物性脂肪の多い食生活、飲酒、タバコ、糖尿病などとの関係が挙げられていますが、はっきりと解明されてはいないようです。慢性膵炎、膵石症なども膵臓ガンになりやすいといわれており、膵石症との関連が注目されているようです。膵臓ガンは世界的に増加傾向にあり、日本でも毎年多くの方が膵臓ガンで死亡しています。
膵臓は身体のまん中にあって、胃・十二指腸・小腸・大腸・肝臓・胆嚢・脾臓などの臓器に囲まれており、発生しても発見がとても難しいとされています。ガンになりやすい傾向などもわかっていないような状況ですし、早い段階では特徴的な症状も出ません。これらの事情から、胃ガンや大腸ガンのように早期のうちに見つかるということはほとんどなく、発見されたときにはすでに手遅れになっていることが多いようです。現在も、早期発見のための研究が進められています。
ほかの消化器系の病気と区別がつかない。
膵臓ガンの三大症状は、腹痛、体重減少、黄疸。
ほかに食欲不振、全身倦怠感、吐き気、嘔吐、下痢や便秘の便通異常など。
腹痛に特徴があり、仰向けに寝ると痛みが強くなり、座って膝を抱えると痛みが和らぐ。
尿や血液を調べ、膵液に含まれる消化酵素の量を検査して異常の有無を判断する。
異常があった場合、超音波やCT、内視鏡などによってガンの有無を調べる。
手術により、ガンの発生部位を切除する治療が原則。
ガンの広がりによっては膵臓全体を摘出する。
手術できないほどのガンには化学療法を行う。
手術しても摘出できなかった場合などに放射線治療を行う場合がある。
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