漢方ドットコム

文字の大きさ 小 大
漢方入門講座 教えて漢方QandA 症状別/漢方薬ガイド 生薬ガイド 漢方インタビュー ドクター相談室 病気について学ぶ 健康と医療


漢方ドットコムトップ > 健康と医療 > 「代替サプリ・健康機器」について> 大豆

健康と医療

●手軽にできる【健康法】と3大生活習慣病の
【漢方医療情報】を紹介―
     

代替サプリ・健康機器

いまや健康食品(サプリメント、栄養補助食品)は、健康の増進、維持、QOL(生活品質)の向上などに、多くの人たちに使用されています。けれども、数多くの健康食品が出回っていますが、種類、成分、使用法などが分かりずらい場合もあります。

そこで、ここでは健康食品の中でも代替医療にも取り入れられるようになり、いま注目されている「代替サプリメント」6種類を厳選して紹介します。

 

 

健康食品・代替サプリメントガイド

■ 大豆

大豆イソフラボンは女性ホルモン様作用をもつ。

大豆には、女性ホルモン様の作用をもつ大豆イソフラボン類が含まれており、更年期障害の症状や、閉経後に生じる生活習慣病の予防に効果が期待されている。

更年期障害に伴う症状の予防と改善。コレステロール低下作用。骨粗鬆症の予防と改善。坑酸化作用や抗がん作用。

疫学調査では、大豆イソフラボンの摂取が多いと、更年期障害に伴うほてりが軽減すると報告されている。ほてりに関する効果を検証した3つの臨床試験でも、イソフラボン投与群のほうが、プラセボ(偽薬)群よりも効果があったという。

大豆イソフラボンの1つ、ゲニステインは、強い坑参加活性をもっており、体内で発生した活性酸素を中和し、過酸化脂質の発生を抑制する。動物実験は、ゲニステインがSOD活性をあげることも示された。SODとは、体内に存在する坑酸化作用をもつ酸素である。

欧米に比べて大豆消費量が多いアジア諸国の女性のほうが、乳がんの罹患率が低いという調査から、大豆イソフラボンには乳がんの予防効果があると考えられている。分子レベルの研究では、ゲニステインによる抗がん作用について、いくつかのメカニズムが示されている。

動脈硬化が予防できる。また大豆タンパクや大豆イソフラボン、大豆の食物繊維などが共同して働くことでも、コレステロール値を下げる効果がある。これまでに報告された38の臨床試験をまとめた研究によると、1日平均47gの大豆タンパク質を摂取することで、総コレステロール値が9.3%、LDLコレステロール値が12.9%低下するという。

骨粗鬆症への効果も、いくつかの研究によって示されてきた。たとえば、66名の閉経後の女性を対象にして、90mgあるいは56mgのイソフラボンを6ヶ月間投与した研究では、90mgあるいは56mgのイソフラボンを6ヶ月間投与した研究では、90mg摂取したグループのほうが、骨のミネラル密度が増加した。

※書籍「書籍「サプリメント事典 第2版」
  医学博士・蒲原聖可 著 より転載




【PR広告】

大豆の美センイ

食物繊維にスッキリ効果があることは知られていますが、農薬不使用の大豆をまるごと乳酸菌発酵させた「大豆の美センイ」は、そのパワーと機能が違います。いらないものをためない美容サプリです。

>>製品詳細、入手方法はこちら


代替サプリメント・健康機器TOPへ
 
漢方ドットコムとは?
ページトップへ

漢方のことが手にとるように分かる!漢方が好きになる!
症状・病気別/漢方薬ガイド、漢方薬によく使われる生薬ガイドから最新の漢方情報、
アメリカ漢方の最新情報まで--NPO法人 国際健康研究会が会員及び一般の方々に
漢方と健康の情報を提供する総合ポータルサイトです。

運営組織 サイトマップ (C) 漢方ドットコム All rights reserved.