■ 乳酸菌
善玉菌の代表が乳酸菌である。
乳酸菌とは、乳酸やブドウ糖を利用して増殖し、糖を分解して乳酸を生産する菌の総称である。ビフィズス菌やアシドフィルス菌が代表的な善玉菌。通常、腸内細菌の20%ほどが乳酸菌であるが、加齢とともに腸内細菌の分布が変化し、悪玉菌が増えやすくなる。
腸内環境を整え健康を維持するために、乳酸菌・ビフィズス菌が注目されている。なお、オリゴ糖は、乳酸菌が利用する糖類であり、サプリメントにも配合されていることが多い。
ヒトの腸内には約100種類100兆個以上の菌が存在する。ヒトの体によい作用をもつものを「善玉菌」、好ましくない採用をもつものを「悪玉菌」と呼ぶ。腸内細菌叢のバランスが崩れ、悪玉菌が増えると、体調不良を生じる。善玉菌の代表が乳酸菌である。乳酸菌の中では、ヨーグルトやチーズなどの発酵に利用されるビフィズス菌やアシドフィルス菌がよく知られている。通常、ビフィズス菌は小腸に、アシドフィルス菌は大腸に存在する。腸内細菌の20%ほどを占める乳酸菌は、加齢とともに現象し、ウェルシュ菌などの善玉菌を摂ることで、腸内環境を適切に保つことが重要となる。
乳酸菌の作用を検証した臨床試験が数多く報告されており、下痢の予防や治療といった整腸作用、抗生物質の服用によって生じる下痢の治療、アトピー性皮膚炎の改善、カンジダ性膣炎の再発予防に効果が示されている。たとえば、81名の入院中の小児に投与した臨床試験や、204名の小児に15ヶ月投与した研究において、乳酸菌が下痢の予防に効果があったと報告された。また、カンジダ性膣炎を繰り返している33名の女性を対象にした臨床試験では、乳酸菌投与郡において、再発率が有意に低下したという。
※書籍「書籍「サプリメント事典 第2版」」 医学博士・蒲原聖可 著 より転載
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